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明日は文学フリマです

明日は第20回文学フリマ東京が東京流通センターで開催されます。僕も気になるサークルをいくつか回りに行く予定ですが、楽しみだという気分ではありません。あそこには確かに活動している人たちがいて、その強さは今の僕にとって刺激がきつすぎるもののように思えているのです。
 
 
半年前は活気ある会場の空気を吸い、その活力を少しでも分けてもらおうという気分で、すごく楽しみにしていたことを覚えています。実に無邪気でした。あれから半年で僕はさらに歪み、人とうまく接することができないようになっています。そんな状態でコミュニケーションの産物とも言える文学フリマに行くことは、とてもつらいことです。
 
 
それでも僕は行くべきなのだろうと思います。4月はほとんど本を読めずに終えてしまい、読書の習慣が失われてしまったのですが、今の僕には本以外にコミュニケーションを取る対象は無く、読書ができなければその先には死しかないと考えています。今は質の高い作品よりも、読む動機が強烈に存在する作品が必要なのです。都合の良いことに、本を買わなければ、読まなければ失われる関係が僕のTwitter上には存在し、それがなんとか僕を突き動かしてくれます。
 
 
卑怯な言い方をしました。僕はただ単に面白いと思った本を手に取るだけです。そこにそれ以上の理由は存在しません。僕はそうやって生きていくしかないのです。
 
 
僕は残念ながら、ある種の人たちがそうであるように、存在自体が面白い、センスのある人間ではないと思っています。だから、僕は面白いことをしなければ、他人にとって徹底的に無価値であるのです。本当は今すぐにでも面白いことをしたいのですが、残念なことに手元のカードが少なすぎます。
 
 
今はまだじっと我慢して成長を待つしかないのだと思います。センスがないならスキルを手にするしかないのです。しかし、それにかかる時間を考えると、そうそう明るい気分にはなれません。
 
 
この暗い気持ちを引きずりながら何年生きてきたことでしょう。それなのに現在まだこの体たらくなのです。身体から離れ、現実から逃げ続けた結果がここにあります。
 
 
明日は晴れるといいですね。何度目かのこの苦さを確かに味わえますように祈っています。